2009年10月リンリン例会 近鉄富雄駅から古市駅へ

18日の予定は今年1月に富雄から当麻寺・竹内街道途中まで走った分に追加して、竹内峠を越す。さらに石川の河川敷自転車専用道を通り、余裕があれば羽曳野市の古市に向かうというもの。宝塚から福岡氏が初参加で男4名のツアーだ。

弾け過ぎた羽曳野の夜、まだ少し頭が重い。多くの思い出が、くすぶり続けるアルコールと一緒に消えないうち報告しよう。

富雄駅改札前で自転車を組み立て10時過ぎに出発。市内を流れる「富雄川」右岸のサイクリング道を南下する。高低差が僅かなので川は穏やか。道も下りだろうが、向い風で止まってしまうような緩やかさ。15分程で覚えのある神社前を通過。ここは1月降雪のため一時走行を中断し、様子をみていたところだ。その時を思うと今回の天気は申し分が無い。帽子の中の頭だけが汗が出た。

「法隆寺・法起寺」の標識が出現。どうするか聞くと、法隆寺に寄るという。五重塔を目標に走るが、接近して民家に埋まると見失なった。感を頼りに走って寺の土塀を見つけたが、規模が大きいので正面が分からない。「夢殿」の前で中国人旅行者に「薬師寺」への道を訊ねられた。突然な問いなので急には頭に浮かばない。英語を話すので大津氏にバトンタッチ。別れ際に唯一の地図を気前よく渡してしまった‥‥。

出発して一時間少々、法隆寺中門に着く。五重塔を背景に記念写真を撮って次は「当麻寺」へ。富雄川は大和川に合流して流れが太くなる。地図が無いので王寺の町から山容に特徴ある「二上山」を目印にした。当麻寺はこの山に近い。R168をしばらく走る。JR和歌山線を左に見て、黄金色の田んぼの中や、民家を抜けたり入ったりして南へ南へ。西名阪自動車道の高架をくぐっていくと、近鉄大阪線が現れ電車が通過した。

遠くの山すそに目を細めれば、森の中から当麻寺の塔が二基顔を出している。今度はこの塔が目標、山と平行に農道を走って北門に入った。境内は重厚な国宝の建築物が並ぶ。建築家の大津氏は写真で忙しくなった。

参拝を済ませると昼食の相談。竹内峠を登り切って食べるか、今か。腹が減っては力が入らない。この辺りで食べることにして、弁当を探す。コンビ二が無いので柿の葉寿司を買って、店横で腹に入れる(13:20)。

竹内峠へは古民家が連なる竹内の集落を通る。結構有名な所だが、集落の終わったところに出たので見れない。大津氏は見過ごせない。カメラに収めるべく戻って行き、それに福岡氏が続いた。白井氏と私で先行。自転車を押して咳を切らせ登っていくと、彼らは意外に早く追いついてきた。

竹内峠(街道)は奈良と大阪を結ぶ。飛鳥時代、当時の朝廷が整備した日本一古い゛国道”。遣唐使や大陸からの使節が往来したという。今はR166で2車線だが車の通行量が多く自転車は危険、側道を登る。樹林の中は風通しが悪く汗が吹き出る。「自転車を棄ててやろう」と思うころになって、やっと峠に立つ。(14:40)福岡氏のTシャツがベットリ濡れた。彼も大津氏もペタルを漕いだのだ。峠で一休み。左右どちらにも町並みが霞んで見え、大阪から奈良側へ風が吹き抜けていた。

今回初めて待望の下り。しかし走る前に立ち寄り先を決めておかないと、通過してしまう。法隆寺に行ってきたので聖徳太子廟のある「叡福寺」に向かう。傾斜がキツかった分、うれしい下りだ。今度は長い坂であってほしい。

漕ぎ出せば向い風で眼鏡も帽子も飛びそうだ。無礼なベンツが私を追い抜いたので、追い越そうとしたが大人気ないのでやめた。信号で止まると白井氏が「ブレーキが悲鳴を上げ、効きにくい」という。効かなければ一巻の終わり。危ない々。

叡福寺参拝の後は石川の河川敷を走る。(15:25) 自転車専用道。利用者が多いのは便利でコースがいい証拠。M・ランナーや散歩者が歩いて、芝生で家族連れが遊んでいる。ふり返ると夕日を浴びた二上山が小さく見える。奈良から峠を越えて大阪に来た。目標をクリアすると感慨もひとしおだ。

大津 隆  白井 真一  福岡 正夫 小出 登

今夜の反省会:会場 酒処 くまい (初)

日曜、しかも早い時間とあって古市駅前は、適当な居酒屋がなかった。それではと、先程通過した際に数人が一杯やっていた酒屋に行く。立ち飲みではなく長いテーブルがある。客は近所の常連に違いなく、「邪魔するな」と、にらまれるかも。この地では我々は「異邦人?」‥。店の前に自転車を止めて、入ってきた我々に興味を示している。

ビールと冷奴で「乾杯!」とグラスを鳴らした。疲れを癒しあうと、「どこから来た?」。と早速聞かれた。「神戸まで帰る」とウソを言ってから胸襟が開いた。酒が入れば自動的に盛り上がるのはどこも同じ。そのうち店主が写真パネルを手に町内の歴史を語る。鍋をツっつく客も乗ってきて、応神天皇陵や古墳が集まる古い地元を誇る。

彼らは地元少年野球の指導員で、練習の帰りという。この地生まれの(?)少年ダルビッシュにも教えたという。

袖すり合って酒飲んで飲んで、いつの間にか3時間経過。ふらふら、ヘロヘロで自転車を仕舞い電車に乗り込んだ。自転車の後であれほど飲んだのは後にも先にもない。残存アルコールで身体が重いが、愉快だったのか二日酔いは軽微。羽曳野のイチオシ店に挙げておく。 住所:羽曳野市古市2-1-17  TEL072-956-0235

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください