正月例会 湖東平野の古社を巡る(滋賀県)

「〇〇時の神頼み」程度の信心だか、古い神社には興味がある。日本固有とされた神社だが、起源は韓国からの渡来人というからだ。文字も知らない頃、大陸から「鉄」を探しながら琵琶湖までやってきた渡来人。輪郭も想像出来ない程古い歴史。これが面白い。

2日JR芦屋駅から草津駅へ。自転車を組み立て(935)最初に訪れたのが「草津本陣」945。大名専用の宿のこと。草津は東海道・中仙道が合流する街道の要所。豪壮な建物で内部を見たいが正月休み。森の石松ッアン曰く「帰(けえ)りがけ通りゃにゃあならねえ草津の追分…」と、うなりながらR8を走り野洲町へ。

三上山の麓の御上神社1030。本殿は鎌倉時代の建物。仏教と神道の様式が合わさった形で国宝指定。

元旦に走った時はガラガラだったが、二日になると車の往来が激しく危険。側道を走るに限る。

鏡神社1120は国道沿いにあり、かっては鏡宿として栄えたところという。新羅の王子「天日槍あめのひぼこ」を祀るが、神社は小ぶりだ。創祀の時代不詳という古さがいい。

次は国道から離れ畑道を東に向かい「苗村神社」に1210。コンビニで場所を聞いて更に走る。道を挟んで東西に本殿がある。ここの神は出雲系だが、この辺りは古墳が点在し、天日槍が住んだという吾名邑(あなむら)とされている。

更に行けば韓国様式の石塔がある「石塔寺」や、大和朝廷に重用された百済系鬼室(きしつ)氏の神社があるがだいぶ遠い。古社訪問は終了し次の安土城跡へ目標を切り替える。

スーパーで弁当を買いイートコーナーで昼食休憩。

安土城跡へは約15分1430。入場料が要るが城も無いのに700円はアホらしい。石垣を眺めるだくで、近江八幡安土自転車道をJR近江八幡駅に向かう。自転車道は平坦で走りやすい。太陽は雲に隠れ寒いが景色は抜群。枯れた葦が風に揺れて季節感たっぷり。もう一度走りたい道の一つと思う頃、近江八幡のビルが見えてきた。1605

居酒屋が開いているのを祈るだけだ。

走行約52km

参加者:大津隆夫 仙石和博 小出登

次回・行き先    未定

参考:「神社の起源と古代朝鮮」 岡谷公二 平凡社新書