2014年新春例会 金剛山を登る

金剛山を登る(大阪府)

「あけおめ」ハイキングは雪の金剛山1125m。目的は2月の「高見山」に登るために雪に慣れること。
雪道も慣れば心配ない。滑り止めでアイゼン(靴に装着する鉄の爪がついたカンジキ)を付けて歩くのも練習が少し必要だ。

1月13日(祝)南海なんば駅発8:47の急行で河内長野駅に着。(9:20)
9:30発、登山客で満員のバスに乗り金剛山登山口へ。
出発は10:05。勝手知ったルートなのでスムースに登って行く。
先日の寒波で辺りは真っ白かと思いきや雪がない。
[前回(2007/2/12)はスタート時点から雪だったが、2月だから]
関西で雪が積るのは2、3月なのだ(ろう)。
山頂の雪を期待して薄暗い杉林を登っていく。
つづら折りの急坂を30分程で越え、最初の休憩は新道と合流するベンチで。
「真夏の登山みたい」と早速余分な防寒着を脱いで体温調整するご婦人二人。
休憩後は頂上付近まで延々と続く、尾根道に整然と敷かれた木段を登らねばならない。
階段は辛いがこれも登山者が多いことによる。大阪で一番高い金剛山は四季を通じ登山者で賑わう。
アクセスもいいし、冬でも地元の学生は耐寒登山で押し寄せてくる。
5合目に着いて再び休憩。10:50
3合目過ぎて雪を見たが、この辺りは周辺が白く染まりアイゼンを装着し始める人が増えた。
お茶と菓子でノドを潤したら、防寒着を再びまとい登山開始。
ここから登るに連れて雪の厚さも増し、周囲の景色が変わった。
木の幹に雪が付き、枝の樹氷が輝き雪山の雰囲気が満点だ。

山頂は食事を採る者、子供と遊ぶ者など多くの登山者で混雑している。11:50
ご婦人二人はテレビ出演のためカメラがある広場に向かった。
放映は12:00丁度。I,Nテレビで山頂を様子を流すと言っていた。
参加者の昼食 小出: コンビニ弁当280円 俵型小ごはん3ケ(胡麻、海苔巻
き、ふりかけ付き唐揚げ1ケ、だし巻き1切れ、ミニソー
セージ一本、福神漬けとポテトサラダ少々
柴山: 手製おにぎり2ケ:カツ入りソースマヨ味と、
吉野の葱ミソ味
横山: カップヌードルとサンドイッチ

昼からは転法輪寺前からロープウエイ駅に向かい、伏見峠から念仏坂を下りバス停へと向かう。
寺の横の坂を登りアイゼン無しで雪山の歩行練習。
慣れない横山嬢は腰が高く歩き方もぎこちない、下りでも雪面をしっかり踏んでいないので危なっかしい。
伏見峠までは緩くて長い下りなので、練習にはもってこいだ。
伏見峠に着いてアイゼン装着。
ゴム式の柴山さんのものは力が要り取り付け難いようだが、二点程歩き方の注意を覚えてもらい下り坂を進んでもらう。
「滑らない 歩き易い」とアイゼンが効いて笑顔の横山嬢。
念仏坂は最初が急坂だが、その後もゴールまで長い下り坂が続く。
ロープウエイの架線を過ぎると、雪も減ったのでアイゼンを外したがところどころ氷が張っている。
注意して下っていくがガラスのような透明な氷に足をとられ
お嬢二人の前でスッテーンと転倒。
「おお 痛〜ッ」。
尻がもっと深く破れたような痛み……。
顔も歪みしばらく呼吸もできない。
ここは見られたくなかった…。

笑顔で茶化しながらしばらく下っていくと、氷面が雪面を上回った。
土を探して歩くが遂にお嬢二人もスッテーン。
アイゼンを外すのが早かった。
後方から続く登山者達も次々転倒、混乱してきた。
滑ったまま川に落ち込む危険もあるので、身がすくむのだ。
再度アイゼンを付けて難所を切り抜ける。

判断が甘かったが

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