2015年12月例会 天野街道を歩く
天野街道を歩く (大阪府)
13日は山登りというよりウオーキングとした方がいい。
始めに登る「陶器山」には独立したピークではなく、南北に延びる丘陵全体を指すようだ。
南海高野線で「金剛」駅下車。9:25
線路に沿って狭山池通りに向かう。駅前は民家が押し寄せ12年前と景色が一変した。大阪ミナミへ30分弱とあれば、開発は遅れたのかも。
右手に行基の「狭山池」を見てガスタンク横を通り抜けて、丘陵を少し登ると天野街道の出発点、道標と地蔵尊のある祠に着く。10:15
この丘陵の背中に南西に伸びた道を行くと、「天野山金剛寺」にたどり着く。
これから登りはなく落ち葉を踏んでのウオーキング。気温 もこの時期にしては高いが上着を脱ぐ程でもない。
道路が市境で右手の町が堺市、左が大阪狭山市。堺市側の高層マンションはこの道より高い。
犬連れなど散歩で行き交う人、ランナーも混じって日曜らしい風景だ。
尚も進むと通行止め。
一旦町に下り霊園まで歩きそこから街道に戻る。
登ったところが送電線のある鉄塔。ここにも休憩所があり金剛・葛城山、二上山が遠くに見えていた。
所々に無人農産物販売所があり、柚子や芋、ネギ、水菜等が100円で売られ小芋を買った。
街道は丘陵を下って田園の景色だ。
昼頃から薄雲が広がって来たが雨の心配はない。
昼食場所を探すうち道路の下に井戸を見つけた。蓋は鉄でテーブルになる。利用せぬ手はない。
緑さんのリュックが重そうな理由がわかった。
出てきたのは「粕汁」の具材にシャンパン。+2 リットルのだしに缶つままである。
重いはずだし具材は前日火を入れて時間短縮を図る。ニンジンは星形だし三葉も用意するという周到さ。
今年1月も粕汁を用意していただいたが、来年1月2月は参加できないからこの街道歩きを利用し、一年の〆にしたいと。
「クリスマスカップで乾杯きごう」
緑さん、感謝感謝。ご苦労おかけしました。
美味しく贅沢させていただき有り難うございました。
更に歩き続けて天野山金剛寺に着いたのは14:30
文化財豊富な寺も修理中。拝観もせずバス停で時間を潰した。
参加者 三井 康太郎 小出 登 栗田 緑 横山 悦子
立ち寄り 土井商店他 鶴橋他
次回 六甲山 1月11日(祝) 2015