2014年2月例会 雪の高見山1248mを登る

 雪の高見山1248mを登る(奈良県/三重県)

Aさんからmail:「明日の高見山はすごく雪積っているのかしら?。大丈夫でしょうか、心配してます」

8日の報道は「南岸低気圧の通過で、太平洋岸の各地は大雪」と、注意を喚起している。
事実、既に大雪で交通に影響が出始めているので心配なのだろう…。

小出:「登頂する頃には晴天に。霧氷輝く雪の世界が待っている」
と、ハッタリを。晴れないかもしれないが、雪山の楽しさを伝え心配を
和らげる方がいい。
小出:「それより今度は(集合場所)は近鉄上本町駅です」
Aさん:「わかりました 間違えないようにいきますね〜」
小出:「コップも忘れないように」
Aさん:「へい! 分かりやした 親分」
ハッタリの効果が出た。

9日集合は近鉄「上本町」駅8:00。出発は8:15の急行。

ところが8:00過ぎても05分過ぎてもAさんが来ない……。
(駅を間違える筈はないが……)

Aさん:「すみません 携帯を忘れて取りに帰った為、8:15にしか上本町に到
着出来ないことが判明しました。一本後の宇治山田行きの急行で追い
かけますのでよろしくお願いします。何処で下車か教えてください」

[ハプニング発生 !!]

次の電車は一時間後だが、接続するバスは無い。
このまま終わるのは能がないので行き先を変更しよう。遅れても榛原駅まで来るよう念を押し新たな山を探す。

この間、Aさんは難波駅の駅員にこの駅から「上本町駅発8:15分の急行」に乗れる方法を問うと、時刻表から「鶴橋駅で上本町の急行と同時に到着する便がある」という。

Aさんからの指示:「鶴橋駅のホームで乗り移るから、先頭車両にいて欲しい」

それが上手にいくか半信半疑だったが、二系列の電車は同時に到着。
発車ベルに急がされながらも、Aさんは見事に乗り移り合流に成功した。
「映画」や「ミステリー小説」まがいの乗り移り劇も、駅員のサービスと時刻の正確さで成り立つ。日本の鉄道ならではであり、諦めなくてよかった。

榛原駅9:05着。
電車からドッと吐き出される登山者の群れ。
「わッ!こんなにたくさん人が」
冬山の人気に驚くお二人。
定員制の2台目のバスで40分程かけて高見山登山口へ。(9:50着)
登山口周辺は前日の雪で白い。
冬型の気圧配置通り頭上は鉛色の雲。いつ雪になってもおかしくない。
10:10出発。
登山グループの長蛇の列に混じり、「伊勢南街道」の雪道を「小峠」を目指し登り始めた。
人が多いといいこともある。雪をかき分ける「ラッセル」が不要となるのだ。
「小峠」手前でアイゼンを着けるが、お二人とも先月の「金剛山」で慣れた。
「小峠」からは樹林帯の急登。
喘ぎ々登って30分程で「平野道分岐」に。
休むこと無く更に喘いで「国見岩」「息子岩」「笛吹岩」と辿って行く。
やがて木々の枝に10cm以上も発達した見事な雪の塊、通称「エビの尻尾」が強風で騒がしく揺れていた。
寒波の雪山ならではの体験、関西では見るだけでも価値がある。

低気圧の通過中か、強い風で頂上は一瞬青空が広がったがすぐ雲に隠れた。
晴れておれば360度のパノラマだが、あいにくの雲の中。
頂上の避難小屋は登山者で満員。
神社の裏で風を避けて小休憩。(12:50)

昼食は下山途中に適当な場所を探すことにして、天候の回復見込みのない山頂を離れた。

前回登ったのは2000年の2月だからずいぶん時間が経っている。
避難小屋や神社は変わらないが、樹木は伸びたのだろう。

ゴールは場所が変わり高見平野。(15:40)
帰りのバスはここから出る。
下山途中多くの倒木を見た。昨年の豪雨や台風の影響だろうか。
それにしても平野道分岐から山頂までの間と、ゴールまでは雪のためとはいえ結構辛かった。
「山頂の温度は何度だったかしら」と振り返るAさん。

「14年ぶりか……」
当時の辛さを忘れたのか、身体の錆が一段と増したのか…。
雪のため休憩が少なかったが、お二人の健脚ぶりには「乾杯」で褒めておこう。
途中下車は布施と決めた。
旨い「おでん」と、大阪でもここしか置いていない生のチューハイがある。

参加者:小出 登 柴山 恵子 横山 悦子
反省会:ひらた 東大阪市布施
飲み物:ビール 生チューハイ 燗酒
つまみ:各種おでん

次回:3月16日(日)広橋梅林を行く (奈良県)
阪急夙川駅7:50又は近鉄阿倍野橋駅改札口前8:40集合
阿倍野橋発8:50急行吉野行き→下市口下車10:03
その他:弁当持参 酒、肴持参 雨天中止
詳細は1〜4月ハイキングカレンダー参照

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