2013年5月例会 大原〜北山〜鞍馬寺〜貴船へ

大原〜北山〜鞍馬寺〜貴船へ

連休最後の5月6日は晴天が多いし、行楽客も減り電車も座れることが多いので、毎年最後に開催している。

今回は「伏見」の「稲荷山」から「大文字山」、「比叡山」、「北山」の山々を結んで「嵐山」の「苔寺」付近に至る「京都一周トレイユ」の一部を歩く。
具体的には「大原」から「江文峠」を越え「静原」の集落へ。ここから「薬王坂」を登り「鞍馬寺」を通り「貴船」まで行く。

7:45阪急「夙川」駅に集合して京阪「淀屋橋」駅へ。
8:30の特急に座り「出町柳」へと向かう。
9:54発のバスで「大原」手前の「戸寺」に9:30着。
市内とは言え大原は山村。
「うわーッ 気持がいい……」
澄んだ青空に野鳥のさえずり、爽やかな風に吹かれて気分もHIになる。
周辺の山々から清流を集めた「高野川」の橋上で、まずは荷物整理。10:40
鶏の達者な鳴き声を聞いて始めに訪れたのは、「江文神社」。10:55
参拝客もいない人里離れた神社でも、井原西鶴(江戸時代)の作品に登場している古刹。
しめ縄が巻かれた杉の巨木にシャッターを向けた。

次の江文峠へは杉の森を歩く。
緩やかな登りは峠前で急になるが難なく車の往来する車道に出て、道路脇を少し行って「金比羅大権現」の石碑がある峠に着いた。11:20
鳥居をくぐって登れば「金比羅山」573mから大原「寂光院」に至る。(平成10年6月催行)

休憩後再び杉の森を歩く。
枝打ちされた杉は真っ直ぐ伸びて、日差しが土に届き森は明るい。
田植えも始まりかけて、水面に照りつける太陽が眩しく光っている。
暑さも感じる道路を歩いて、「静原」の集落に入り「静原神社」12:00着。
この神社の目玉だろうか大きなもみじの下で休憩。
緑の若葉が清々しくいい贅沢を味わった。

相談の結果昼食は「薬王坂」を越えてからとする。
「坂」というので気楽にしたのが大間違い。
薄暗い雑木林の中は顎を上げないと先きが見えないし、頂きまで平らな場所はわずかで急峻な登りに大いに苦しむ。
昨夜の一杯は控えたはずなのに、いつも先頭付近にいる三木さんが遅れた。
登山中の汗も久々だが、どんな道でもゴールはある。
「ガマン」「我慢」と唱え重たい身体を持ち上げて峠の頂上へ。12;45
救いは下から吹き上ってくる涼風、景色はない。

昼食は鞍馬の町直前の小さな公園で。13:15
屋根に手が届きそうな所だが弁当を広げるにはいい。
昼食後の後半スタートは近くの「温泉」に行く組と、貴船まで行く「継続」組に分かれた。

山門をくぐって入山料200円を支払い境内へ。
ところが鞍馬神社から鞍馬本殿まで、又もつづら折りの階段が待ち受ける。
この道に「枕草子」(清少納言)が「近うて遠きもの」の中に「くらまの九十九折といふ道」と記している。
「風呂でくつろぐ二人……」。
「浴後のビール」を思えばうらめしくなるが、本殿に着けば「比叡山」の展望に苦労も忘れる。14:35
根っ子が露出した「木の根道」を「義経堂」を経て山を下り、「貴船」に着いたのが15:45。
ゴールに着けばもう歩くのはゴメンだ。叡電「貴船口」駅まではバスにした。

参加者:三井 康太郎 小出 登
三木 ひとみ 山下 恵理子 柴山 恵子 横山 悦子 山下 紀子

打上げ:「さかなや」 大阪 京橋
生ビール 燗酒 芋焼酎湯割り ハイボール
新玉ネギと焼きなすサラダ ゲソ塩焼き ジャガイモバター あさり酒
蒸し インカの目覚め 焼き天豆 穴子の一本揚げ 塩焼きそば 湯豆
腐 その他
親睦会  ジャンカラ
反省会  「?」居酒屋
ビール、燗酒 焼酎湯割り
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[寸評:鯨飲、鯨食?は
次回   6月 日
「竜王山から    」  大阪府 茨木市

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