2012年4月例会 桜の吉野山

桜の吉野山(奈良県)

桜の季節に吉野山で遊ぶのは今回で4回目。
いずれも天気は恵まれたが、「見事!」と唸ったのはわずか一回。
今年は例年になく寒冷だったので、15日も歓声が上がると期待したが、「下の千本」「中の千本」は満開を過ぎていた。
14日の「花見情報」では7分と言うのに……。
翌16日の夕刊(午前11時現在 JR西日本など調べ)は、下・上の千本ともまだ「満開」とある。
しかし見た限りでは下の千本は終わり中の千本も盛りを過ぎて、夙川より早いのが不思議である。

タイミングよく17日のNHK深夜ラジオで開花の仕組みを知った。
[甲南大学の田中修氏:冬が寒冷なほど暖かさに敏感となり開花が早いとか。今年東京の開花が早かったのも同じこと。]
「満開」の表示はともかく寒かった吉野の山が暖かくなったので、通常より早まったというワケだ。

吉野山は雲っていたが、寒くも暑くもない快適な気候。
採ったコースは10:15に大混雑の吉野駅から「温泉谷」を登り詰め、「如意輪寺」へ行く。11:00
さらに登って「金峰山寺蔵王堂」を見下ろす、中の千本上部で昼食休憩。11:40
200種25,000本という桜。
谷の底から山の稜線まで桜が押し寄せ、花に埋もれて食べる弁当の美味しさも格別。

帰路は「稚児松地蔵堂」から「喜佐谷」の杉、桧林を下って「宮滝」のバス停へ向かう。
大島嬢が坂道で悲鳴を上げたが、汗が出たのは如意輪寺から稚児松地蔵までの40分間程。
吉野は歴史が古くエリアも広い。
役行者から義経、後醍醐天皇と楠正行、秀吉の花見等々の舞台。
機会があれば未知の「上の千本」から「奥の千本」を中心に訪れたい。
「吉野水分(みくまり)神社」や「金峰神社」、「義経隠塔」、「西行庵」にも惹かれるからだ。

幾分「もの足らなさ」を感じたが、横浜へ帰った大村さんからメール。
「12年ぶりの吉野、当時の思い出を噛み締めながら,宮滝まで歩きました。
今回も期待は裏切りませんでした。—略—」
参加者:大村 大三郎 三井 康太郎 小出 登
三木 ひとみ 多口 貴子 篠原 良子 大島 由香 神脇 千景

栄養補給:あぶり屋まんま 大阪弁天町
飲んだもの:生ビール 酎ハイ 焼酎水割り お湯割り 計三十杯を越えるか。
食べたもの:メニュー総なめ。
欠食児童ならぬ欠飲食大人。歩行中の給水・食制限は次回から撤回だ。

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