2012年新春例会 大文字山を登る

大文字山を登る (京都市)

9日の「あけおめハイキング」は「大文字山」466m。
寒さがキツい3月までは、集合時間を遅らせるなど少し気を使う。
暑いより寒い方がマシだが、強風を伴う寒波はさすがに辛い。雪でも舞えば参加者は激減。「耐寒だ」と言えど、まったく反応はない。
普通は遅過ぎるが10時までに歩きたいので、行き先は近場か所要時間が短いところを選ぶ。
六甲山が最適だが近すぎ、県外に目が向いて大文字山へ。
上記の条件とその後の[憩いの場]に恵まれ今回で3度目。
山科から登り「銀閣寺』側へ下る。
今回は後に「文化財的銭湯」というお年玉付き。コースは経験済みなので好天を祈るばかり。

前回(2年前の12月)は単独行だったが今回は4名連れで、妙齢な女性が加わる。
ハイキングは以前から知っていたが、迷っていたとか。
大文字山が初めて。はたして「気に入るorコリゴリ」か。「会員登録」?は結果次第。

JR「山科」駅に10時前着。
駅前の京阪電車の京津線に沿って東へ歩き、JR線の高架をくぐり「毘沙門堂」に向かう。
歩きながらの話題はやはり「健康」。「脳卒中」を話題にして朝から震えるのも季節柄。
途中「琵琶湖疎水」を渡る。
昨年歩いたがまた桜の時期に計画してみたい。疎水両脇の桜並木が琵琶湖から山科を越え粟田口まで続き、のんびる歩けるオススメコースだ。

毘沙門堂で有名な「枝垂れ桜」にご対面。10:30
枝周りの大きさから、見事であろう満開を想像して大文字山登山道へ戻る。
せせらぎを左に数件の「蕎麦屋」を右に見て,三叉路を右に曲る。
舗装が切れると森が深くなって、勾配も徐々に増していく。
登りに耐えるため、第二部の「憩いの場」を頭の中で探して紛らす。
いつか沢も消えなお薄暗い森の中を進むと、南禅寺方面との分岐に到達。
休憩として湯を沸かし暖を勧めると、気配りの周到さにお褒めの言葉を賜る。

稜線の下は一段と傾斜が増して呼吸も乱れるが、短い一歩一歩で登る。
木々の間から空が覗けば稜線は近い。
山頂到着。12:05
苦労の代償は見晴らしで。
京都タワーや本願寺の大屋根、遠く山崎の天王山などパノラマが広がる。
「ヤッターぁ!」とばかり新人が手を延ばして嬉しそうな表情、山の醍醐味を感じたか。
昼食タイムで大勢のハイカーが山頂を占拠している。
もう少し北へ行った「火床」の方がパノラマが優れているので、我々の弁当もそちらでとることにして稜線を移動。
20分程歩いて大文字の「火床』着。
「大」の字のてっぺんで景色を見ながら弁当とするが、トイレが無い………。
それに灰色雲にやや強い風で寒く、昼食は下りながら適当な場所ですることにした。

「蟻の行列」ひっきり無しに登り下りするハイカー。弁当を広げる場所も無いので、トイレ優先で一気に下る。
名所なのに一ヶ所もトイレが無いとは腹立たしい。「観光京都」が泣き「銀閣寺」で拝観料を払わされた新人も涙だ。
河畔で弁当をとるのが京都流だとか。今出川通りを「鴨川」へ向かう。
食事後は河原町通りの交差点近くの「双葉」の豆餅を買いに。これからの名店あさりは東山氏が引率だ。
ところが二重三重に列をなす客に諦め、氏は商店街へ入っていく。
一見八百屋のような店にあるのが「姥ゲ餅」。皆が土産にした。
「このうどん屋は美味い」と指を指す。学生時代からの京都はさすがに詳しい。
集めたホットスポットを地図にまとめて配ってもらいたいものだ。

次はいよいよ「文化財的銭湯」へ。
8:00からの営業(日、祝)はいつでも入れて有り難い。
タクシーに乗ってGO!。
「船岡温泉」:唐破風の門、大きなノレンをくぐり木戸銭を払って脱衣場へ。
壁一面に貼られたマジョリカ風タイルの鮮やかな緑。欄干の透かし彫りに天井の天狗の彫刻。もともと料理旅館が母体だけあって豪華そのもの。
もちろん湯船も広々として熱く、極上の気分になれる。
410円の銭湯。お奨めしたい。
住所:北区紫野南舟岡町82 tel:075−441−3735(無休:平日は15:00〜)

「憩いの場」:新京極 スタンド
飲んだもの:キリンビール 月桂冠燗酒 にごり酒
つまんだもの:冷奴 枝豆 おでん ポテトサラダ ゲソ焼き ?

つぎの店   大阪天神橋筋商店街 天満酒蔵
飲んだもの:キリンビール ?燗酒 チュウーハイ
つまんだもの:おでん イカ焼き ??

またその   同 春駒寿司
つぎの店   飲んだもの:?ビール ?燗酒 チューハイ
つまんだもの:にぎり寿司

参加者:東山 二郎 三井 康太郎 小出 登 篠塚 良子
次回 :2月12日(日)大和三山を登る (奈良県)

※:12時間連れ廻された新人からのメール:「楽しかった また行ってみたい」         と。
ご立派である。

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