2012年2月例会 大和三山を登る
大和三山を登る 奈良県
2月、寒さを避けたつもりが、やっぱり奈良は寒い。
始めは近鉄耳成駅(10:00)から耳成山へ。
灰色雲が低く流れ、電車で温もった体温が北風に奪れる。
無いと思っていたコンビニでトイレを借用して、緊急に備える。
「三山全部足しても六甲山の半分やな」と大橋さん。
これから向かう大和三山は「耳成山」139.7m 「天の香久山」152.4m 「畝傍山」199.2m、を合わせても500mに満たない。
頭を削がれたような天の香久山は丘に見える。
屋根から顔を出す耳成山に誘導され20分で登山口着。
鳥居をくぐって階段の道を登り、神社を経由して10分で山頂。10:30
木々に囲まれ展望はない。
「これが山頂ですかぁ」と拍子抜けの篠山嬢。
次は真っ直ぐ南下して「藤原京跡」へ。
突如出現したエンジや緑の色使いの洋風の家並に感心しながら、横断禁止の線路を渡る。
畑を抜けて道路を越え広場に出ると「藤原京」だ。11:05
「天の香久山」が近い。
枯れ草に囲まれていた「大極殿跡」。
「平城京」のような再現した建物は無く、町並みを想像してもイメージが湧かない。
2mほどの朱色の柱が並び建物の柱跡を示すが、色が禿げ汚い。
触れてみればプラスチック。安ッぽいのでいっそのこと無い方がいい。
予算不足に同情して次の「天の香久山」へ。
薄暗い道を登っていくと、OBASAN一人が下ってきた。
「よく一人でこんなとこに来るねぇ」と三井さん。
所要時間は10分ほど、この山頂もあっけない。11:35
しかし西方の木間に展望があり、「畝傍山」や「金剛/葛城山」に「橿原」の町がのぞく。
最後は「畝傍山」。
橿原の町に屹立するおにぎり状の山を目指し、乾いた田園を歩く。
昼ご飯は「奈良県立明日香庭球場」と決めたが、会員以外使用禁止だとか。
トイレも断られ怒り沸騰。
「役所は何を考えているんだ!、旅行客を大事するのは当然。イメージアップこそ観光県の最大のシゴトだ!!」
ブツブツ……。
追い出されたり怒りのせいで「畝傍山」は道を間違えた。
20分で山頂着が倍かかり、最後は手応えと汗をかかされた。14:40
三山は全て終了したが陽はまだ高い。時間つぶしに「今井町」の江戸時代の町並みを見ようと再び歩き出す。
「今井町まちなみ交流センター」でパンフレットをもらい、町の生い立ちを聞いて町に出る。15:40
「御堂筋」という通りを少し歩いて、歴史的家並みに触れる。
白壁、焦げ茶の板壁に黒瓦の清潔な味わい。電線も地中下して空が広い。
頼むでもないのに犬連れのOJISANも、住人ならではの解説をしてくれた。
看板も無くすなど景観を大事にしている地域の努力に対し拍手!!。
奈良のお役人殿、また行ってみたいと思えるトコロを沢山つくってくだされ。
感動で我と道を忘れ八木駅に向かうつもりが一駅飛ばして、近鉄「真菅駅』で予定終了。17:05
万歩計は3.7万歩を示した。
参加者:東山 二郎 大橋 則雄 三井 康太郎 小出 登 三木 ひとみ
篠原 良子
立ち寄り温泉:玉造温泉 中央区玉造1−12−7
嬉しいことに日曜営業、銭湯料金で朝6時からオープン。覚えてお
くべし。
立ち寄り保育所:居酒屋「豊祝直売所」天王寺区玉造町2−29
飲んだもの: キリン生ビール 豊祝の燗 麦焼酎湯割り
つまんだもの: ドテヤキ 手羽唐揚げ ポテトサラダ 湯豆腐
?(以下記憶が飛ぶ)
もう一軒: 鶴橋 よあけ 東成区東小橋3−17−23
飲んだもの:燗酒
食べたもの:いわしソーメン ?ラーメン
昨年2月「環状線ウオーク」から2回目。麺類あるのを知る。