2012年10月例会 沢ノ池 沢山を登る
沢ノ池 沢山を登る(京都)
紅葉で有名な「高雄」から「周山街道」をバスで「清滝川」に沿って、20分ほど北上すると「菩提道」バス停に着く。
床柱などに使われる名木「北山杉」の産地で、育った杉はこの辺りの集落で加工出荷される。
又この辺りは京都市内への入り口「京七口」の一つ「長坂口」でもある。
ここより北方の「杉坂」から「鷹ヶ峰」とを結ぶ脇道、菩提道を行くと京都の北、「光悦寺」につながる。
京都駅9:30発周山行きバスに乗り、菩提道バス停に10:45着。
少し戻って「東海自然歩道」の標識を目安に山中に入る。
緩い上り道の途中にある「菩提滝」に立ち寄り休憩する。(11:20)
滝へ下る階段は7月(?)の大豪雨で崩壊していた。
それでも滝は無事だった。
高さ約10m豊富な水量が滝壺に響き、山城(京都)の三名瀑に数えらる景観を残す。
次は沢の池へ。
緩い林道の途中で「玉虫」発見。
鮮やかな緑色に輝く姿を見るのはこの歳になって初めてなので、感激もひとしおだ。
沢ノ池は標高400m、周囲1.5km。周囲の山から流れる雨水を貯めて出来た池という。(12:10)
人影もはまばら。
青空を隠す灰色の雲。鏡のような湖面は緑色の水を貯えて澱んでいる。
静寂さが山の奥深さを語るが、なぜか居場所が落ち着かない。
昼食は山頂ということで「沢山」516mを登る。
登山者が少ないこともあって道は少し荒れて、小枝が行く手を邪魔をする。
30分程で三角点が埋め込まれた山頂に至る。(13:05)
「周囲の景観はない」とガイドブックにある通り、木立に囲まれ山頂は風通しもよくない。
下山道も枝や倒木に遮られ歩きにくいが、途中から市内や比叡山がのぞいた。
「上ノ水峠」を越えさらに下ると再び東海自然歩道に合流、そのまま道なりに進むと車道に出た。
「光悦寺に至るまでにコンクリートの急坂を超えねばならない」と、この辺を知る三木さん。
やれやれ…だがゴールの「源光庵バス停」まであと僅かになった。(15:25)
参加者:三井 康太郎 三木 ひとみ 小出 登
立ち寄り銭湯:京都 北大路「若葉湯」
保養所 :高槻 海鮮居酒屋「豊丸」 おでん てんぷら ビール 燗酒
焼酎 酎ハイ
:〃 串カツ 「?」 串カツ ビール 燗酒
:〃 カラオケ ハイボール 焼酎
次回:11月25日(日)ポンポン山(大阪府/京都府)