2011年12月例会 六甲山系 菊水山〜鍋蓋山へ

六甲山系「菊水山」〜「鍋蓋山」へ  兵庫県

11日、神戸市北区の「鈴蘭台駅」から「菊水山」458mを登り「鍋蓋山」486mを経て「大龍寺」から「市ヶ原」へ。
さらにKOBE WATERの「布引貯水池」を通り「布引の滝」から新幹線「新神戸駅」をゴールとするのが本年の最終コース。

怪我で2名欠けたが毎年12月は参加者は少ない。
鈴蘭台駅で浜本氏と他を待つが、事前の申し込みもないので15分早めて9:45から歩き始めた。
「えッ! いいんですか 来るかもしませんよ」と浜本氏。
「来そうも無いし、来たとしても電話があるさ」

しばらくは神戸電鉄有馬線の線路脇を戻るように歩く。
道標を見て進むと車止めに行き当たる。
この先は電波塔を管理するNTTの占有で舗装道。
空身で菊水山から下ってくるのは地元の早朝ハイカー。
山麓に街が広がる六甲ならではの光景で、日課にする人も多い。
いちいち挨拶をくれるが、返すのは面倒なので浜本氏に任す。
菊水山山頂にある電波塔を目指し登り詰めると45分程で山頂。10:30
鈴蘭台駅からスタートしたので急な登りもなく、あっけないほど。

寒波の影響で雲に覆われているが、雲の間の太陽が海面を輝かす。
左に淡路島、対岸の泉南方面から右に弁天町のタワーが。
足下には神戸の高層ビルが林立、住居も混じり僅かな空地すら見えない。

左方の三角のピークが次の「鍋蓋山」だろう。
谷間に一旦グ〜ンと下って、またグ グ グんと登り直さなければならない地形は難儀なもの。
山は登りより下りの方が辛い。
60kgの人と比べ私は20kg以上も「脂肉」を腹に巻く。
下るたびに体重が膝にかかり、振動が足から逆戻りして脳天を貫く。
「下れば下るだけ登りが待つ」というのが縦走コースの特徴。
谷底に車道が通り、騒音を散らして車が走る。
それを跨ぐ「天王吊橋」を渡れば、鍋蓋山の登り口だ。11:15

小休止してジャンパーを脱ぎ登りに備えていると、いつの間にか増えた多くのパーティが通過していく。
取り残されそうな気もして早々に出発。
老若男女のハイカーに後を追われるが、[敬老]パーティだけには負けられない。
「追い越されるものか!」と根性を出したものの、山頂がなかなか見えない。
しかしつづら折りの急坂もペースを守って登ればそこは六甲山、永遠に登りではない。
初冬で大汗も流さず休憩もせずに頂上に導かれ、勝負(?)に勝つ。11;45。
ここでも瀬戸内側の木々の間から神戸の街が覗く。
ポートアイランド、六甲アイランドが海を押し分けて広がっている。
ベンチで景色を眺めながら昼食休憩。

これからの後半は布引の貯水池まで全体に緩い下りだ。
「大龍寺」で道を間違えたが戻り直し「市ヶ原」へ向かう。
この道は経験済みで、時間的にも余裕があるのでのんびり歩く。
広い河原に出ると青少年が遊ぶ「市ヶ原」に13:40着。
貯水池沿いの道を通り「布引ダム」に14:05。

公園並みの混雑が六甲の概念を変えたのか
「いいところですね、こんなところがあるなんて知らなかった」
と、地元(西宮)の彼が言う。
「芦屋→ロックガーデン→最高峰」を繰り返し、意外なことに西へは行ったことがないという。
「布引の滝」でゆっくりして「新神戸」には15:05。
「新幹線の駅から登れるなんて……」
このコースが気に入り、彼を西に向かわせることになるかも知れない。

参加者:浜本 弘昭 小出 登
立ち寄り酒場:「正宗屋」三宮店
飲んだもの:ビール 燗酒
つまんだもの:湯豆腐 厚揚げ焼き 軟骨から揚げ 焼き鳥他
チクットもう一軒:「おーえす」新開地店 串カツとビール
もう一軒:「店名失念」ラーメン、マーボ豆腐、ビール
さらに一軒:「丸萬」生憎営業終了。
とどめの一軒:「店名 記憶にナシ」カラオケで酎ハイ。
…………。

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