2010年5月例会 鳥見山公園から長谷寺へ 奈良県・宇陀市

鳥見山公園から長谷寺へ 奈良県・宇陀市

連休最後の5日は行楽客も減って電車にも難なく座れた。25年ぶりというG.Wの連続晴天記録。この日も太陽が眩しい。先月の「桜」に続き今月は「ツツジ」見物を兼ね奈良/宇陀の野山を歩き「牡丹」と「観音」サンで有名な「長谷寺」まで行く。今回でこのコースは3回目、片目なら目をつむってでも行ける。

下車駅「榛原」(はいばら)は街道が交わり栄えた町(10:15)。「右いせ本かい道」と古びた石標。古い宿場の面影が所々今も残る。旅籠屋「あぶらや」の前で記念写真。「本居宣長」も泊まったとある。(誰だったか素性が思い出せないが)

宿場町を抜け30分程で郊外に出た。徐々に道は上りとなり額に汗も浮かぶ。目指すツツジの「鳥見山公園」は鳥見山の中腹で「室生赤目青山国定公園」の一角。室生、曽爾、金剛・葛城山系や大峰山系まで一望できる。連休というのに人もまばらな公園に11:10着く。

二人が展望台に登り景色を楽しむ間、弁当を食べてごろ寝と決め込んだ。ベンチに目転ぶと青い空に綿雲がゆっくり流れ、鳥のさえずりが眠りを誘う。「ゴクラク ゴクラク」。

「ツツジ」は若干早かったが、それでも周囲を赤く染めるくらい咲き誇る木もあったので不足はない。静かな公園も占拠できたし、得をした気分で次ぎに移動する(12:15)。

桧林の林道を進む。一度道をはずしたが、森林浴を続けながら緩い上り下りを繰り返す。桧は両手で握れるほどの太さ。よく管理されて枝打ちも行き届いている。

「高束城跡」に13:10着。平安時代の築城という。高台に礎石があるというが、何度来てもよくわからない。それにしても急峻な尾根上によく城を作ったものだ。サムライの苦労を知るすべもないが、水や食糧の運び込み等を思っただけでも寒くなる。

鉄塔を見てしばらく下ると集落に入る。眼下に初瀬ダムの湖が見える。ここから長谷寺までは車道となる。道ばたの「よもぎ」を摘みながら歩くのだが、アスファルト道は結構疲れる。

ダムを渡り(14:20)排水路(川)沿いにしばらく下ると西国三十三番札所の「長谷寺」に到着(14:50)。有名な寺だけに参拝客で混雑しているが、門前で腰を下ろししばし休憩。脱いだ靴が転がって見苦しい「旅の恥」。

「牡丹」見物は?。と、問いかけても返事も無く、腰を上げようとしない。拝観料をケチる訳でもなかろうが、早くビールが飲みたいという皆の強い意志を感じ、結局観音サンをふって素通り。

門前通りを土産を物色しながら観光客に混じり駅に向かう。長谷寺駅への最後の短くもしんどいひと登り。今回もまたうらめしく思えてきた。15:30着。

参加者:浜本 弘昭 栗本 圭史 小出 登 田口 貴子 小柳 閏子

今夜の反省会場:近鉄布施駅 「ひらた」。

酔わせてくれたもの: サッポロビール 宝生チューハイレモン 清酒長龍

美味しかったもの:おでん(子持ちイカ マグロのネギマ 豆腐 牛蒡天)生レバー

もう一軒:布施 「宮本」

当然おでんとお酒でしょうが、酔ってしまいよく覚えておりません。

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